電子地域通貨による地域社会のおカネの循環の未来

開催概要

仮想通貨の勃興とともにブロックチェーン技術が注目を集めています。ブロックチェーンは仮想通貨を支える根幹的技術のひとつではありますが、その特徴からフィンテックを中心とした他産業での応用研究も進められています。特に、注目されるのが地域通貨への応用です。地域通貨は2000年初頭に大きな注目を集め、商店街等や地域の経済を活性化させることが期待され、多くの事例が生まれました。しかし、その利便性が不十分であったため、期待以上には浸透せず、昨今は取り止めの事例も増えています。ただ、地域通貨が持つ思想については一定の賛同が得られるものだと考えています。そこで、神戸という地域での電子地域通貨の可能性についてディスカッションを行います。

日時

4月29日(月・祝) 11:30~12:40

場所

KIITO 3F Future ステージ

参加

無料

出演者

秋國 寛

秋國 寛

秋國 寛(あきくに ひろし)
株式会社DIIIG 代表取締役
株式会社ワイズエッグ CEO
地域ICT推進協議会(COPLI)事務局長

大学在学中、嵐山で人力車を引き3,000組を超える人々に京都の魅力を伝える。卒業後、教育/人材派遣会社に勤め、2005年独立。地域の個性が一番のおでかけの醍醐味だと考え、その体験を追求する仕組みをずっと考え中。ただいまDIIIGを運営。
DIIIG=位置情報によりレートが自動的に変わる世界初の仕組みを持った独自の地域/コミュニティポイントを発行できるプラットフォーム。既存のポイントシステムと違い、体験や行動を価値にすることができるポイントが発行されている。もとずきんポイント、Meetsポイントなど。

https://www.facebook.com/H.Akikuni
http://akikuni.hateblo.jp

川田 修平

川田 修平

川田 修平(かわた しゅうへい)
株式会社フィノバレー 代表取締役社長

慶應義塾大学総合政策学部卒業。PwCコンサルティング、BCGを経て、GEで保険事業を担当。その後、SMSで看護師などの医療従事者向けコミュニティサイトの運営、看護師向け雑誌、通販事業の買収・PMIから運営・推進を担当。アイリッジに入社後、FinTech部門を立ち上げ、「さるぼぼコイン」「アクアコイン」などの電子地域通貨のプロジェクトを推進し、子会社化に伴って’18年8月より株式会社フィノバレー代表取締役社長就任。

https://www.facebook.com/finnovalley/
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保田 隆明

保田 隆明

保田 隆明(ほうだ たかあき)
神戸大学 経営学研究科 准教授

外資系証券会社2社にて投資銀行業務に従事後、2004年にSNS運営会社を起業。同社売却後、ベンチャーキャピタル、金融庁金融研究センター専門研究員、小樽商科大学准教授などを経て現職。研究領域にコーポレートファイナンス、ふるさと納税や地域通貨など。関連論文、著書多数。博士(商学)早稲田大学。

植村一仁

植村一仁

植村一仁(うえむら かずと)
マック株式会社 代表取締役社長
三宮センター街1丁目商店街振興組合 副理事長

三宮センター街でベビー服、オリジナルのポロシャツ、雑貨などを取り扱うマック株式会社にて、2007年に代表取締役社長に就任。また、三宮センター街の企画担当副理事長としても活動しており、三宮コレクション、ヨルバル、ディスコなどを運営したり、神戸タータン協議会の副会長も務める。

https://www.facebook.com/kazuto.uemura.1

西谷 友彬(モデレーター)

西谷 友彬(モデレーター)

西谷 友彬(にしたに ともあき)
Code for Kobe 代表
Code for Japan ローカリスト
神戸ニシタニ企画 代表

2007年4月、生活協同組合コープこうべ入所。2016年2月「Code for Kobe」に参加、同年6月より代表。2018年4月、独立。同年5月、神戸ニシタニ企画を開業、6月よりCode for Japan ローカリスト。ITを軸に主体性の獲得を目指して活動中。

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