代替タンパク質源の未来

開催概要

牛肉、豚肉、鶏肉、マグロ、ハマチ…。現代人の欲求を満たす食事は、今後どうなっていくのだろうか?タンパク源生産はもっぱら畜産などに委ねられているが、環境負荷が高いなどの理由から今後の持続可能性が問われている。あらたな可能性として、培養肉、昆虫食、植物から作られた肉が新たな可能性として注目を浴びている。それぞれのメリット、デメリット、未来の展望などを議論する。

日時

4月29日(月・祝) 11:30〜12:40

場所

KIITO 1F KDL ステージ

参加

無料

出演者

川島 一公

川島 一公

川島 一公(かわしま いっこう)
インテグリカルチャー株式会社 CTO

 2012年に広島大学修了Ph.D (農学)、これまでにBaylor College of Medicineフェロー、JSPS (DC1, PD)フェロー、シチズンサイエンス団体Co-Lab、Shojinmeat Projectを共同設立、インテグリカルチャー株式会社を共同創業。
内分泌学を中心に研究を進め、安価で大規模に細胞培養が可能になる装置”CulNet System”を発明。CulNet Systemを用いて、誰もが細胞農業に参加できるプラットフォーム形成を目指している。
  2018年4月からインテグリカルチャー株式会社の最高技術責任者。

羽生 雄毅

羽生 雄毅

羽生 雄毅(はにゅう ゆうき)
Shojinmeat Project

2010年、オックスフォード大学博士(化学)、東北大学多元物質科学研究所、東芝研究開発センター、システム技術ラボラトリーを経て、2014年、細胞農業の有志団体"Shojinmeat Project"を立ち上げ、2015年にインテグリカルチャー(株)を設立、2018年に3億円のシード資金調達。インテグリカルチャー(株)では細胞農業の大規模化と産業化、Shojinmeat Projectでは大衆化と多様化に取り組んでいる。

https://www.facebook.com/groups/832078460161621/
https://twitter.com/shojinmeat_jp

菊池 信孝

菊池 信孝

菊池 信孝(きくち のぶたか)
株式会社フードピクト 代表取締役

 いま世界の3人に1人には、食物アレルギーや病気、ベジタリアンや宗教上の理由により食べられないものがあります。言葉や文化の違いを超えて全ての人においしい笑顔を届けるために、誰もが安心して食事を選べる環境をつくるFOODPICT事業と、誰もが安心して食べられる商品をつくる100% PLAN BASED事業を展開。
 神戸市ソーシャルビジネスマーク認証、日経ソーシャルイニシアチブ大賞クリエイティブ賞、保健文化賞(厚生労働大臣表彰・天皇皇后両陛下拝謁)など受賞多数。

https://www.facebook.com/FOODPICT.Inc/
https://www.instagram.com/100_plant_based/

竹田 真木生

竹田 真木生

竹田 真木生(たけだ まきお)
神戸大学国際文化学部(非常勤講師)
早稲田大学(招聘研究員)
学校法人服部学園ピノキオ幼稚園(園長)
神戸大学名誉教授
ムシの恵み社・昆虫資源研究所(代表)

1950年生まれ、Ph.D.(昆虫学、Univ. of Missouri-Collumbia 1978)、専門分野:昆虫生理・生化学、U. of Delaware, U, of Massachusetts, Yale U., Agricultural Univ. Wageningen, Verderbilt Univ., NPOこどもとムシの会理事、兵庫県科学賞、第1回TEDxKobeスピーカー