アフリカのアグロエコロジー革命ショートムービー「Burkinabè Bounty」上映会

開催概要

このショートムービは、Cultures of Resistance Filmsというチームが制作した、アフリカ、ブルキナファソを舞台にした映像作品です。

西アフリカの小国、ブルキナファソでは、「食の民主権」を勝ち取るために戦っている人たちがいます。大規模な企業の進出によって、これまで人々が守ってきた土地、そしてその土地で作られる食べ物の権利が、奪われています。

この映画では、様々な形で食の民主権を勝ち取るために活動している人を紹介しています。
「ドロ」という地元名産のビールを作り生計を立てる女性、モンサントのような種子会社の横暴を阻止するために町に出てデモをする若者、かつての革命家であり大統領であった、トーマス・サンカラの精神を歌にし、気候変動について訴えるヒップホップ・ミュージシャンなど…
それぞれの方法で、「食 ーすなわち、土地・種子・そして将来ー を自治すること」に挑み続ける人たちを取り上げた、映像作品です。

荒削りなショートムービーですが、きっと、気づきや学びを得ることができます。

https://culturesofresistancefilms.com/bf-background
https://culturesofresistancefilms.com/bb-agriculture

日時

4月28日(日) 15:00〜15:45

場所

KIITO 1F Agora

参加

無料

出演者

伊江 玲美

伊江 玲美

伊江 玲美(いえ れみ)
スローフードインターナショナル 日本ディレクター

1976年東京出身。1991年宮澤内閣で北海道開発庁長官兼沖縄開発庁長官として入閣した元参議院 故伊江朝雄を祖父に持つ。2007年に三年間のスタンフォード大学 US Asia Management Center の来客研究員を終え沖縄にて持続可能な開発とコミュニティ・エンパワメント・デザインを行うコンサルティング会社を起業。行政や企業を中心にコンサルティングを国内外にて行う。2012年にブータン王国のGNH Center の日本大使に前首相から任命される。2015年に日本における今後の《食・政治・経済・教育》の方向性を危惧し世界初「食科学」を専門とするイタリアのUniversity of Gastronomic Science にて修士号を取得。帰国後大学を設立したNGOであるSlow Food International 国際本部 アジア局 日本ディレクターに就任。今後は地方自治体、企業、教育機関等と共に日本の食文化の発信だけでなく、食の叡智、古来からの農業、漁業の継承を次世代の担い手と共に持続可能な地球との歩みを考えていく運動を《食》を媒体として活動中。