ぴあフィルムフェスティバル×078FILM
~最新コンペティション受賞作品・招待作品上映&トーク~

2018年に開催40回目を迎え、今まで120名を超えるプロの映画監督を輩出した映画祭「ぴあフィルムフェスティバル(通称・PFF)」。
そんな伝統ある若手映画監督の登竜門「PFF」と「078FILM」がはじめてのコラボレーション!
第40回ぴあフィルムフェスティバルのコンペティション部門PFFアワード2018で受賞した全7作品と、いま映画界で大注目の新進気鋭・清原惟監督の『わたしたちの家』を特別に上映します。
さらに、上映される作品の監督たちと、PFFディレクターによるトークセッションを開催。自主制作の裏側を掘り下げ、世界で勝負する地元映画のミライを一緒に考えます。

上映作品一覧
トークセッション登壇ゲスト

申込フォーム

会場

OSシネマズ神戸ハーバーランド・スクリーン10
神戸市中央区東川崎町1丁目7番2号神戸ハーバーランドumie サウスモール5F
アクセス

日時

2019年4月28日(日)10:15~21:00

参加費

無料
※ご参加ご希望の方には鑑賞パスを発行いたします。
あらかじめ、申込フォームより申請をお願いいたします。

参加方法

鑑賞にはパスの申請が必要です。
ご参加ご希望の方には鑑賞パスを発行いたします。
ご参加ご希望の方は以下フォームでの申請をお願いいたします。

おかげさまで、鑑賞パスは発行枚数に達したため、申請を締め切りました。ありがとうございます。
ただし、当日鑑賞ご希望の方も、空席があれば随時ご案内可能ですので、ご希望の方は、ぜひ会場へお越しください。

申込フォーム

フォームより申請後、登録完了となった方へ自動返信にてメールいたします。
鑑賞当日は、登録完了メール画面を受付スタッフへご提示いただき、リストバンドとお引替えください。
各プログラムへはリストバンドのご提示で入場可能となります。
当日9:45よりリストバンド交換の受付を開始いたします。
受付時間:9:45~19:40@OSシネマズ神戸ハーバーランド・スクリーン10入り口前
・リストバンドのご提示で「ぴあフィルムフェスティバル×078film」での上映およびトークセッションの全プログラムを鑑賞可能です。
【注意事項】
・一度のお申込で、ご記載いただいたお名前の方1名様分の登録となります。
・複数名での参加を希望する場合は、参加者毎にご本人のお名前で、人数分のお申込をお願いいたします。
・鑑賞パスの申し込みが定員に達し締め切りになった場合も、当日空席があればご案内可能です。

申請フォーム受付期間

2019年4月5日(金)~2019年4月27日(金)23:59
・定員に達した場合は期日前にお申し込みを締め切らせていただく可能性がございます。

上映プログラム

10:15〜【PFFアワード2018受賞作品上映①】
『ある日本の絵描き少年』(20分)準グランプリ、ジェムストーン賞(日活賞)
『川と自転車』(44分)審査員特別賞
『からっぽ』(52分)エンタテインメント賞
13:00〜【PFFアワード2018受賞作品上映②】
『オーファンズ・ブルース』(89分)グランプリ
『19歳』(28分)審査員特別賞
15:40〜【PFFアワード2018受賞作品上映③】
『すばらしき世界』(41分)審査員特別賞、映画ファン賞(ぴあニスト賞)
『一文字拳 序章― 最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い ―』(66分)観客賞
18:00〜【PFFトークセッション】
トークセッション(約80分)
19:40〜【招待作品上映】
『わたしたちの家』(80分)「PFFアワード2017」グランプリ受賞
21:00
[閉幕]

★各プログラムの上映後、監督による舞台挨拶があります。
・各回入替制・自由席
・各プログラム10分前より入場を開始いたします
・予定は変更する可能性があります
・上映中の入場はできません

上映作品

【第40回ぴあフィルムフェスティバルコンペティション部門PFFアワード2018受賞作品】

〈グランプリ〉
『オーファンズ・ブルース』
(2018年/89分/カラー/監督:工藤 梨穂)
記憶が欠落する病を抱えるエマは行方不明の幼なじみのヤンを友人らと探しに。その存在と大事な思い出が消える前に彼女の再会の願いは叶うのか?失われゆく記憶に嘆き苦しむ少女の切なる叫びが聴こえるロードムービー。

〈準グランプリ〉〈ジェムストーン賞(日活賞)〉
『ある日本の絵描き少年』(2018年/20分/カラー/監督:川尻 将由)
漫画家になる夢を諦めかけた時、シンジがふと目にした幼なじみのマサルくんの絵。それが彼に勇気を与える!アートの力を信じ続けるクリエイターと、夢を諦めないすべての人への賛歌が込められた感動のアニメーション。

〈審査員特別賞〉
『川と自転車』(2018年/44分/カラー/監督:池田 昌平)
河川敷を散策する男女をユーモアたっぷりに描く3話のショート・ストーリー。クロースアップと説明過多な作品が多数を占める映画の現状に抗うがごとく、ロングショットの多用とセリフを排した大胆不敵な演出が心憎い。

〈審査員特別賞〉
『19歳』(2018年/28分/カラー/監督:道本 咲希)
20歳を前に大人になる自信が持てない咲希が、自らの不安な心情をカメラの前で包み隠さず吐露。フィクションとノンフィクションの狭間を往来するような自分語りと客観的な自己分析で、19歳女子のリアルな肖像を写す。

〈審査員特別賞〉〈映画ファン賞(ぴあニスト賞)〉
『すばらしき世界』(2018年/41分/カラー/監督:石井 達也)
16歳の優は母と二人暮らし。しかし、そこに再婚を決めた父が強引に介入し、彼の心は再び深い闇に覆われる。大人の勝手な都合に翻弄される子どもの傷心と怒り。それは監督が実体験した苦しみと悲しみの告白でもある。

〈エンタテインメント賞〉

『からっぽ』(2018年/52分/カラー/監督:野村 奈央)
いくつものアルバイトを首尾よくこなすが、自身の凡庸さを自覚するまちは、我が道をいく画家と出会い、痛感する。私は“からっぽ”と。存在意義を見い出せない人間の苦しみを伝える一方で、それを優しく肯定する現代劇。

〈観客賞〉

『一文字拳 序章― 最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い ―』
(2018年/66分/カラー/監督:中元 雄)

最強の武術家を目指す一文字ユウタが見参。無敵の改造人間に挑む!アクション×スプラッター×80年代青春ドラマが融合。最後はお約束、NGテイクのおまけつきのマジでガチなアクション・エンターテインメントがここに。

【招待作品】

(C)東京藝術大学大学院映像研究科

『わたしたちの家』 (2017年/80分/カラー/監督:清原 惟)
この家には二つの世界がある。母と娘の暮らし、そして女二人の暮らし。それぞれの世界が交錯し、徐々に混乱が生まれてゆく。それらが繋がったとき、一体何が起こるのだろうか。
「PFFアワード2017」グランプリ受賞。第68回ベルリン国際映画祭・フォーラム部門、第48回香港国際映画祭正式出品。

上映プログラム
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トークセッション

登壇ゲスト ※五十音順

(上段左から)

PFFディレクター 荒木啓子

1992年よりPFF初の総合ディレクターを務める。コンペティション部門「PFFアワード」を通して若き映画人の輩出や育成を積極的に行うと同時に、招待作品部門ではダグラス・サーク、ミヒャエル・ハネケのアジア初特集など、映画の過去と未来を伝える企画を展開。

『川と自転車』池田昌平

1984年生まれ、福岡県。

『すばらしき世界』石井達也

1998年生まれ、茨城県。東放学園映画専門学校に入学。年2本しかつくられない同校の卒業制作作品として選出され、本作が完成。

(中段左から)

『ある日本の絵描き少年』川尻将由

1987年生まれ、鹿児島県。アニメスタジオに勤務後、映像制作会社を起業。主な作品に『ニッポニテスの夏』(09)、『ステラ女学院高等科C3部』(13)。

『わたしたちの家』清原惟

1992年生まれ、東京都。「PFFアワード2017」グランプリを受賞した本作が、2018年1月渋谷ユーロスペースを皮切りに全国公開中。

『オーファンズ・ブルース』工藤梨穂

1995年生まれ、福岡県。京都造形芸術大学入学後、『サイケデリック・ノリコ』(15)、『サマー・オブ・ラブを踊って』(16)を制作。

(下段左から)

『一文字拳 序章 ―最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い―』中元雄

1991年生まれ、広島県。WEBデザイナーの傍ら、専門学校で映画制作を学ぶ。主な作品に『DEAD COP』(17)、『怪しい隣人』(18)。

『からっぽ』野村奈央

1994年生まれ、東京都。武蔵野美術大学に通いながら、フリーランスで映像監督をしている。監督作に『道子、どこ』(16)。

『19歳』道本咲希

1997年生まれ、大阪府。ビジュアルアーツ専門学校大阪にて本作を制作。現在は上京し予告編制作会社に勤務。

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協力

一般社団法人PFF