【4K上映】美・能「羽衣 ~和合之舞~」

2018年1月30日、銀座の観世能楽堂を貸切り、本収録のためだけに上演された舞台で、総数7台の4Kの高画質カメラで収録。この度、エリア5 神戸ハーバーランド高浜岸壁にて、4K上映を実施!

会場

エリア5 神戸ハーバーランド高浜岸壁

日時

2019年4月27日(土)17:00~

参加費

無料

作品概要

2018年1月30日、銀座の観世能楽堂を貸切り、本収録のためだけに上演された舞台で、総数7台の4Kの高画質カメラで収録した、映像作品である。
舞台背景の全てを黒幕で覆い、暗闇の中に舞台と出演者・羽衣の装束が浮かび上がる効果で、野外で催される薪能を連想させる様な能の持つ幽玄美を表現した。

観世流宗家 観世清和氏を筆頭に観世会の全面協力を得て、映像監督には歌舞伎俳優として人気を博す他に、映画監督・舞台作品等の演出家としても名高い坂東玉三郎を招聘。
囃子方・地謡にも、多数の人間国宝を始めこの収録以外では、二度と実現不可能であろう豪華キャストを配し、上演収録がおこなわれた。

能の演目を収めた映像作品としては、これまでに類をみない同時字幕を施し、日本語現代訳版・英語版・日英混合版の3パターンを製作した。
「羽衣」の現代日本語訳には、作家・国文学者として能にも造詣の深い林 望先生を登用。
更に、作品冒頭に演目が始まるまでの約5分間を使い、能の歴史と「羽衣」のおおよそのあらすじを説明する字幕も施した。こちらは収録当初より、当作品の監修として携わって下さった、明治大学 土屋恵一郎学長が著したものである。

これまでにない、新しい形の能の演目を収めた映像として、関係各所からも多大な評価を得る中、2018年9月 能の発祥の地として知られる春日大社の建立1250年周年奉祝祭において、特設野外ステージを組み、昼夜2回の特別上映を実施。ステージ上に設置された大型ディスプレイによる上映は圧巻で、多くの能楽ファンに大きな衝撃を与えた。


監督:坂東 玉三郎


シテ(天人):観世 清和(二十六世観世宗家)

出演者

シテ(天人):観世 清和(二十六世観世宗家)

ワキ(漁夫白龍):森 常好

ワキツレ(漁夫):森 常太郎 舘田 善博

笛: 藤田 六郎兵衛
小鼓:大倉 源次郎
大鼓:亀井 忠雄
太鼓:小寺 佐七

後見:野村 四郎 木月 孚行 寺井 栄

地謡:
梅若 実
角 寬次郎
武田 宗和
岡 久広
上田 公威
角 幸二郎 
清水 義也
坂口 貴信

スタッフ (2018年1月30日 二十五世観世左近記念 観世能楽堂にて収録)

TD:野口 弘
CAM:阿部 大起
MIX:小幡 一嘉
VE:河野 良博/米長 紫
TP:井上 浩

照明:池田 智哉/千原 悦子
美術:鍵山 清志

スチール撮影:守谷 美峰
EED:坂本 久志
アソシエイト・プロデューサー:佐藤 敦嗣

協力:観世会/松竹エンタテインメント/千代田ビデオ/NiTRO 渋谷/日東装備

企画制作プロダクション:ホリプロ

エグゼクティブ・プロデューサー:堀 義貴

プロデューサー:朝長 泰司/野村 博/依田 巧

製作:ホリプロ/ヒョウゴベンダ/ポニーキャニオン

現代語訳:林 望

監 修:土屋 恵一郎

監 督:坂東 玉三郎

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協力

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