手塚治虫の考える未来と078  ~都市生活とカルチャーのゆくえ~

日時: 2019年 4月28日(日)  17:10 〜 18:00
場所: みなとのもり公園(神戸市中央区、フラワーロード南端)
手塚プロダクション取締役、プランニングプロデューサーの手塚るみ子さんをお迎えし、芝生の上で心地よい音楽を聴きながらお話を伺います。日本を代表する漫画家手塚治虫先生が考えていた未来やそこでの都市生活について、そしてそれらを受け継いでのカルチャー展望などについてもお話いただこうと思います。
激しき社会変化の中、実験性を尊ぶ未来都市市民たらんとして神戸に湧き起こった 078。その年度テーマ「風穴」が決まったおりに連想したのは、手塚治虫先生の作品「火の鳥」でした。また我が国を代表するAIやロボットの研究者達が広く影響を受けたと言われる「鉄腕アトム」を頂点とし、手塚治虫作品で描かれる未来には共通したある意外な情景が広がっているとるみ子さんは語ります。ご自身も海外カルチャーへの造詣深く、同日の海外招請アーティスト System7 がその代表トラック(楽曲)’ hinotori ’ 制作に至った経緯なども伺えるかもしれません。
神戸都心の芝生の上で、時空と領域を超えて語られる未来と文化。

心地よい潮風が吹く夕暮れのひとときをお楽しみください
ゲスト:手塚るみ子
プランニングプロデューサー/手塚プロダクション取締役
1964年、東京生まれ。手塚治虫の長女。成蹊大学文学部を卒業後、広告代理店に入社。89年、父親の死をきっかけに独立し、手塚作品をもとにした様々なトリビュート企画、イベントを手がける。手塚治虫生誕70周年記念トリビュートCD『ATOM KIDS』のプロデュース、朝日放送創立50周年キャンペーン『ガラスの地球を救え』年間イメージソングのプロデュース、またABCラジオ『EARTH DREANING~ガラスの地球を救え』番組パーソナリティを担当するなど、多岐にわたって活躍する。また音楽レーベルMUSIC ROBITAを主宰。鉄腕アトム生誕記念『Electric-Brain feat.ASTROBOY』はじめ、英国のSYSTEM7と共同制作した『PHOENIX』、『手塚治虫その愛した音楽』などのCDもプロデュースしている。最近では宝塚市立手塚記念館における『忌野清志郎展』『手塚治虫のヒロインたち展』、吉祥寺のギャラリーで『手塚治虫の美女画展』『手塚治虫文化祭~キチムシ~』など新機軸な企画展を開催し、話題となっている。
著書に『定本オサムシに伝えて(立東舎)』など、共著に『ゲゲゲの娘レレレの娘らららの娘』(文藝春秋)がある。
お相手、音楽: 福岡壯治
神戸電子専門学校長、 078 実行委員 1964年神戸生まれ神戸育ち。コナミ社でのゲームソフト開発、トライシス・インターナショナル社(現サイバード社)他の起業を経て神戸電子専門学校入職。Creative Engineer育成を掲げ、教育開発とその運営にあたる。
文部科学省委託事業「オープンソースソフトウェア分野の人材育成を目的とした4年制学科における産学連携教育プログラム」実施委員長、同「専門知識習得を目的とした知識獲得力の体系化と強化プログラムの開発・実証」実施委員長、同「被災地復興に貢献するソーシャルアプリ開発エンジニア育成」事業推進協議会委員長、IPA OSS開発者スキルセット検討委員等を歴任。
Master Beat Kobe 名義にてクラブDJプレイを重ね、ハウスミュージックの聖地SPACE LAB YELLOWにメインゲストとして招聘され、米ネバダ州で開催されるBurning Man へも出演を果たす。
兵庫県専修学校各種学校連合会副会長、神戸クリエイティブ・フォーラム副会長、デザイン都市神戸創造会議委員として東遊園地芝生化を主導、リバブルシティイニシアティブ代表理事、音楽のまち神戸を創る会代表世話人、神戸ホワイトディナー実行委員長他